平成24年度から新学習指導要領が先行実施され、数学的活動の一層の充実を図るねらいで、数学Ⅰ及び数学Aに「課題学習」が位置付けられました。生徒の関心や意欲を高める課題を設けることで、生徒の主体的な学習を促し、数学のよさを認識できるようにするために、日常生活における事象に数学を活用したり、各場面で言語活動を充実させたりと、従前の講義形式の授業スタイルとは異なる授業の在り方が求められており、学校現場においては試行錯誤の実践が行われています。
この調査研究では、「課題学習」の実践状況を調査し、「課題学習」の成果と課題や具体的な実践内容の共有を行うことにより、より良い実践に向けた支援を行うことを目的としています。
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